『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』が実用理論と呼ばれるには理由があります。それは、第1に色彩の調和と不調和の原理・原則を基礎に置き、色彩分析法を重視したメソッドであること。第2にどの分野でも適用でき、複雑な色彩計画も可能にするメソッドであること。そして第3に、何より現場において実践的で使いやすい色彩理論だからなのです。
「ユニバーサルカラーコーディネートシステム」
あらゆる色彩計画やカラーコーディネートといわれるものは、その目的に応じて効果的に配色されなければ良い結果は導きだせません。その際に、感覚だけに頼った配色では「快」と「不快」をコントロールできないばかりか、効果的な配色の結果は得られないのです。調和の仕組み(原理・原則)を理解した上で色彩をコントロールすることが必要となります。実用色彩調和システム®によるユニバーサルカラーコーディネート法は色彩学との関係性・科学と感性のコラボレーションによりそれが可能です。
パーソナル・カラーコーディネートであれば、その人が生来持っているベースカラーを色彩分析法により把握しなければ、適切で効果的なコーディネートはできません。また、住環境の色彩計画では、時間が経てば必ずメンテナンスやイメージチェンジが必要となります。その時に初期計画の段階で色彩調和理論に沿った確かな計画がなされていれば、その後の対応は容易になります。効果を持続させながら変化を楽しめるのです。その時一回限りのものではありません。つまり、色彩計画は効果が持続しながら変化に対応しなければ意味がない訳です。
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