What's Robert Dorr Method® Blue Base/Yellow?

History Summary

『ロバート・ドア メソッド®』は配色調和・不調和原理の発見者であり実用色彩調和システム®の創始者であるロバート・ドア(Robert Dorr)博士の色彩分析法です。この理論は後に、米国アメリトーン・ペイント社による「カラーキイプログラム®」として広まります。
日本においては実用色彩調和システム®『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』として「ユニバーサルカラーインスティチュート™」インターナショナルが発展させ、現在に至っています。

『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』とは

『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』とは、自然界に存在する色はすべて2つのグループ(「ブルーベース™カラー」「イエローベース™カラー」に分けられる。)同じグループに属する色同士は調和しあい、別のグループに属する色とは調和しないという配色調和・不調和の原理原則を基にした実用色彩調和システム®です。
自然の造形物(もちろん人間もそうですが)はすべてこの原理原則に沿った配色調和で構成されています。ブルーベース™の配色調和かイエローベース™の配色調和で構成されているのです。
したがって「ブルーベース™カラー」にWarm ColorもCool Colorもあり、「イエローベース™カラー」にもWarm ColorもCool Colorもあります。

調和のとれた配色は、心地良い美観を感じさせ、心理的生理的に「快」の状態をもたらします。

不調和の配色は、美観を損ない色彩ノイズを発生させ、心理的生理的にも「不快」の状態をもたらします。



「色」は私たちの生活の様々なシーンに影響を与えています。色の効果やパワーを知り、調和のとれた配色を生活やビジネスに取り入れることで、私たちの生活は快い彩りの中で、自分らしく美しく豊かに過ごすことができるのです。
『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』は、「衣」「食」「住」の生活シーン・環境から商品開発、販売促進、ユニバーサルコミュニケーション、CI、建築物・都市計画、人材開発等のビジネス・産業シーンまで、幅広く応用・適用可能な理論・メソッドです。


『ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース』の調和原理
  (色彩心理学者ロバート・ドア氏の研究より)

1.自然界の色と調和原理

自然に存在する一体の造形物(植物、動物、鉱物など)は、それに含まれている青と黄の色素の物理的比重によりその比重の大きい色素が色味を決めています。自然の一体の造形物はこの色味(ベースカラー)で調和された色彩構成をしています。
色彩の分光分析により、自然界の色はブルーベース™イエローベース™の2つの色群に分けられることが分かっています。


2.人間の色(パーソナル・カラーの原点)

あらゆる人種や年齢層を対象にした色彩分析の調査・研究の結果、私たち人間もこの原理に沿っていることが分かっています。すなわち、人間は生まれながら固有の色味(青味のベースカラーか黄味のベースカラー)をもっており生涯変わらないのです。(米・日研究結果)


3.ベースカラーと嗜好性

人間は本能的に自分自身と同じベースカラーを持つ色を好み、パーソナリティやライフスタイルなどにも傾向があることが研究から分かっています。私たちは自分自身の生まれながら持っているベースカラーを知ることで、本来の美しさや自分らしさを表現することができるようになります。
また、生活の中に、同じベースカラーを取り入れることで調和を生み、それを演出することで快適さをつくりだすことができるようになります。

※ベースカラーの分析は、理論の理解に加えてライセンシーの指導による色彩分析の体系的訓練が必要です。


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